リクルーターの声
K.Suzuki
部長_人材コンサルティング歴28年
活躍が想像できる応募者像〜「強みの再定義」を経て、納得感のある転職へ。
私がたくさんの応募者と接する中で、「きっと活躍されるだろうな」と感じる方には3つの共通点があります。
一つ目は自己理解が深いこと。自分の強みや弱み、得意な環境や不得意な役割をきちんと言語化できる方は、入社後のギャップが少なく、成長スピードも早い印象です。
二つ目は、キャリアの目的や方向性を明確に持っていること。完璧なビジョンでなくても、「どんな働き方を実現したいのか」が明確な方は職場選びの軸がしっかりしています。
三つ目に大切なのは、柔軟性です。就業環境が変化する中でも相手を受け入れたり、自分のやり方を見直したりできる柔らかさは、スキル以上に活躍の土台になると感じます。
転職とは人生における大きな選択です。だからこそ、応募者の皆さんのペースを尊重し、無理に急かすことはありません。伴走する中で、ご本人でさえ気付いていない価値を一緒に言語化し、「強みの再定義」をサポートするのも、私の役割だと思っています。
長年、技術職に特化して専門性の高いマッチング力を培ってきましたので、求人票に書いてあることだけでなく、募集企業が「本質的に求める要素」を抽出し、可能性を狭めることなく、柔軟な判断で皆さんに合った募集内容をご紹介するよう心掛けています。
K.Ishizuka
シニアコンサルタント_人材コンサルティング歴25年
応募者にとって意義のある転職活動であることが大切
当社のお仕事紹介・転職支援では、単に「入社」をゴールとするのではなく、入社後の「満足のいく就業の形」がイメージできるかどうかを重要視しています。
現在の転職市場では、キーワード検索で抽出された複数の求人に同時に応募して、画一的な対応をするだけでは内定を得るのは難しい状況です。また、そのような転職活動では入社後にミスマッチを感じてしまう方も少なくありません。
そのため、私は募集企業や応募者の方との「対話」を何よりも大切にしております。
求人票や職務経歴書といった書面上では、双方ともに文章を簡潔にまとめようとする傾向があり、その結果「行間」が抜け落ち、魅力や強みが見過ごされてしまうことがよくあるからです。
対話を深めることで、書面には現れない行間から新たな気づきや発想が生まれ、それまで接点のなかった両者を繋げられたケースも、これまでに多く経験してきました。
ご相談くださった応募者の皆さんが、「自分のやりたい事・やるべき事が整理できた」と実感していただければ幸いです。
転職が成功した場合はもちろんのこと、熟考の末に現職に留まるというご決断をされた場合でも、私たちの支援が皆さんにとって有意義なものになれば、それが何より嬉しいのですから。
T.Fujita
シニアコンサルタント_人材コンサルティング30年
人が介在することの意味・価値を大切にする
大手の転職エージェントを中心に、業界全体で効率化や自動化が進んでいることは、皆さんもご存じのことと思います。AIの導入や自動マッチングなどにより利便性が向上した一方で、応募者にもスピード感のある対応が求められることが当たり前になりつつあります。
ですが、転職活動とは「今の仕事を変える」ことだけを意味するのではないと思うのです。応募者のご経験をどう活かすか、どのような働き方を望むか、今後どこに向かいたいのか——そうした複雑な思考を整理するプロセスこそが、転職活動で大切にすべき点だと考えます。
私たちは応募者一人ひとりのご経験や職歴、価値観、企業選択の基準に真摯に向き合い、業界理解やキャリアの背景を読み解いたうえで、最適な選択肢をご提案しています。
時には、募集企業の求める本質的な要素を踏まえたうえで、視点を変えたポジションを応募者へご提示する場合もあります。
一方で、募集企業へは応募者ご本人が言葉にしきれなかった魅力や強み、背景を補足し、より深い理解へつながる情報をお届けしています。
それらは人が介在するからこそ気づくことです。私たちはその「人を介することで生まれる価値」を何より大切にしています。
応募者と募集企業、双方にとって納得と継続性のある出会いをつくることが、私たちの最大の強みです。